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ネコハウス

気付けば、生活の中心が猫でした。

モノを減らしてから気づいた、猫の話。

こんばんは、ヤマネコです。

ものを減らしたい、すっきりした部屋で暮らしたい、そう思い始めるよりずっと前から、猫と一緒に暮らしています。

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猫と暮らすようになって、二十年以上が経ちました。でも未だに知らないこと、新しく気づくことがあります。そして最近、また一つ。

私はもともと、猫と言えば高いところが一番好きな動物なのだと思っていたけれど、少なくともわが家の猫たちに限って言えば、それは正しい表現ではありませんでした。


わが家にはキャットステップという、猫たちだけが上り下りする階段設備(棚)があります。

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猫たちが楽しんでくれるように!と思って備えつけたものですが、おそらく、猫たちは別に「楽しい」とは思っていません。楽しいのは「ああ使ってくれている」という人間目線の話であって、おそらく猫目線ではただの通路。

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階段より近道なので使う、それだけのことです。


同じく、家具の上など「高いところ」も、猫という生き物なら本能的に好きなんだろうと思っていたのですが、これもたぶん間違い。

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猫たちが高い場所に乗りたがるのは、落ち着いていないときや、警戒しているとき。あとは野良生活が長くて習性的に高い場所でないと安心できなくなっている子もいるようでしたが、子猫の頃から人と接している子たちは、リラックスしていれば床の上でノビノビゴロゴロしています。


じゃあうちの子たちにとって楽しい場所は、と考えてみると…

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障害物のない広々とした床かなと。

サバンナを悠然と走る猫科の動物たち、ライオンやチーターを思い出せば納得がいくのですが、狩りを思わせるような追いかけっこや走り回るという運動(?)が、小型の猫たちも大好きだったんです。


以前のわが家はとにかくものが多く、狭さを際立たせていました。

そのせいで猫たちが走り回るスペースがあまりなく、結果、高いところを好んでいるように「見えた」というのが正しかったのかなと。

家具を避けながら歩く人間の足元で、ゴロゴロ落ち着く…なんてこともできなかったのだと思います。


今年(昨秋~現在)もリビングにこたつを設置しましたが、いつもなら部屋の中央に置くところを諸事情から壁寄りにしました。

その結果生まれた中央のスペースが少し広々とし、今冬、猫たちがそこで飛び交う姿、風のごとく。

ああ猫って、走り回れる場所が好きだったんだ。

一緒に暮らし始めた頃から、もっと言うならそれよりも前から「猫は高いところが一番好き」だと思い込んでいたけれど、障害物の減った床で走り回る猫たちを見て、勘違いに気がついたのでした。


そこで思い出したのが、ゆるりまい*1さん邸。

まいさんのお宅にも猫たちがいるそうなのですが、彼らは広々とした「なんにもないリビング」を走り回っていると書かれていました。

私は家具(上る場所)がないと、猫たちは寂しいのでは…と余計なお世話なことを考えたことがあるのですが、まったくそんなことなかったのかなと。むしろ走り回れるスペースこそが、猫たちにとっては最高の贅沢なのかもしれません。


とは言え今のわが家から、なんにもない邸(?)ほど家具や持ち物を減らすことはできないけれど、猫たちが喜んでくれる空間づくりのため、きっとまだどこかに潜んでいる「思い込み」は減らしていきたいなと、改めて感じる季節の変わり目を過ごしています。


関連テーマ。


本日の猫。

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ちなみに猫にとっても「見上げる」というのは不自然な姿勢。首が痛くなってしまうのを避けるため、人間の目線の高さと合わせようとテーブルなどに乗るようです。

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猫と話すときは、できるだけ私がしゃがむようにしています。

*1:ミニマリストの枠に収まらず(?)持たない暮らしを実現されている漫画家さん。